【実体験】コロナ禍でも 日本でお金を稼ぎながら英語が話せるようになった話

語学学習

「英語が話せるようになりたい!」

「やっぱり海外に行かなきゃ…でもコロナだし…」「お金ないしな…」

「都会で働いたらもっと英語を話すチャンスがあるのかな」

NO! 留学に行かなくても、都会に住んでいなくても、お金をかけなくても、むしろお金を稼ぎながら英語が確実に話せるようになる方法があるのです。

今回は、コロナ禍で海外に行けなかった2年間日本で英会話力を上げることができた筆者・とむの体験談の記事になっております。

筆者
筆者

かなり長くなっちゃったのでお時間ある方(トイレの時とか)に読んでいただけると嬉しいです!!( ᐛ )

大学時代

時は遡ること大学生。高校卒業後、地元の私立大学英文科に進学しました。

大学時代はバイト戦士として毎日社畜しながら、サークルと旅行に人生をかけていた私。大学3年次ごろのTOEICはなんと530点しかありませんでした。

( ᐛ )
( ᐛ )

友人「おま、英文科3年でその点数…ゴミック (TOEICと530をかけてる) やんけ!」

私「それな!!!!!」(?)

課題を提出したイギリス人の教授から「おい!翻訳機使っただろコレ!!」とみんなの前で怒られ、論文も英語では無理とはっきり言われる始末。英文科なのに…

流石に焦って猛勉強しギリギリ800点ぐらい取って卒業することはできたのですが、TOEICの点数と英会話力は比例しません。(当社比)

卒業後、TOEICの点数を盾に「英語できるキャラ」を演じながら社会人2年目が過ぎた頃でした。

念願の…!CRプログラム合格!!!

コロナウイルスの流行

「今年の夏からアメリカなんだよね!」と言いふらしていた私。コロナが流行り始めた頃だったので、当時は「まだギリいけるだろう」と勝手に思い込んでいました。

しかし儚くもコロナウイルスの影響でCRプログラム無期限休止の発表。内定の期限は3年、それまでにプログラムが復活しなければ内定取り消し。はい絶望。

筆者
筆者

夢は散って、彼氏とも別れて、なんで私の人生こんななんだ!!!怒涙絶望

しばらくメソメソして「日本でも英語を使う仕事がしたい」と思い、就活を始めました。

当時は県外に出ることさえもタブーとされていたときだったので、仕方なく地元県内で就活をすることに。

英語を使う仕事といえばホテルや観光業ですが、外国人観光客がどんどん減っていってる中でそんな求人なんてあるわけもなく…

人生八方塞がりダァ!と絶望しながらコンビニでアルバイトをしていると、降りてきたのです。

「そうだ!米軍基地で働こう!」

ド田舎にある日本のアメリカ

さっそく応募しようと調べました。

しかし、米軍基地で働くには「高い倍率をクリアしなければならない(職種による)+ 選考にかなり時間がかかる」ということがわかりました。

すぐ働きたい!どうにか米軍関連で求人がないかと探していると、米軍基地を相手にしている民間の会社がヒットしました。

米海軍の船を修理する会社だったのですが、よくわからないまま応募して面接を受けてトントン拍子で合格し、その会社で働くことになりました。

具体的には、米海軍の船内の工事で現場チームと船員(アメリカ人)の間に立って通訳をしたり工事関連の英文書類を作成したりするというものでした。

「TOEIC800点持ってるから楽勝だね!」と言われたものの、工事に関する英単語(塗装や機械関連)を全く知らなかったので書類は読めないし通訳もできない。

「義務教育+大学4年間、ほぼ毎日英語に触れてきてある程度わかると思っていたのに、専門知識がなければ英語が話せても何の役にも立たないんだ…」

今までの人生が無駄だったかのような、石で頭を殴られたような衝撃でした。

もう入社してしまったんだから仕方ない。先輩方に教えてもらいながら工事に関することを1から勉強しました。(CRプログラムがダメになって、もうこれを頑張るしかないと思っていました。)

アメリカ船員に体当たりで挑む毎日。私の拙い英語を理解しようとしてくれる優しい船員がほとんどでしたが、嫌な顔されたり後回しにされることもたくさんありました。(メンタルが強化され図太くなって態度もでかくなりました)

そうこうしながら1年が過ぎた頃。いつものように仕事で船員と話をしていると、今まで単語を並べることしかできなかった自分が、彼らと対等に議論できるようになっていたことに気づきました。

難しい英文が話せるようになったわけではなく、今まで読めていても口から出てこなかった単語や言い回しがスラスラ出るようになったのです。

筆者が大好きなAK-ENGLISHのAKANEさんが言ってた「話せるようになりたいなら、話せ!」の意味を改めて理解しました。

とは言いつつ、かなり低いところから始めた私の現在の英語力は毛が生えたようなもの。

この2年で手に入れた一番大きなもの、それは「自信」です。

体当たりで挑んだ日々や自分が発した英語が通じた時の喜びが全部全部積み重なって「私なら大丈夫」というコアな自信を手に入れることができました。

まだまだ100%英語を話す自分に自信が持てるわけではありませんが、勇気を出して一歩踏み出せる自分を知っているから私ならこれから待ち受ける壁を乗り越えることができると心から思えるようになりました。

これらの経験から、なかなか思うように英語が話せるようにならなかった私が成長できたのは「話せない状態でも、話さなければならない環境があったから」だということに気づきました。

英語だけでなく自分の内側も成長することができたこの2年間は、私の人生を変えてくれたといっても過言ではありません。

それが海外に行かなくても都会に出なくても叶う、米軍基地は英語学習者にとって最高の環境だと思いました。

まとめ

日本にいながら英会話力を伸ばす方法、私にとってそれは米軍基地で働くことでした。

基地に就職しなくても、筆者のように米軍を相手にしている民間の会社や周辺のバーで働くこともできます。実際に基地周辺でバーを経営している知り合いは、海外に一度も出たことがなく仕事を通してアメリカ人たちと口喧嘩で勝てるぐらいの英会話力を身につけていました!笑

「英語が話せるようになりたい!でも今は海外に行きづらいし…」と悩んでいる方は、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

以上、長くなってしまいましたが最後までお読みいただきありがとうございました\( ˆoˆ )/ Have a magical day!

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